2025/07/24 | 手づくり新聞「わらしべ長者」

わらしべ長者(手作り新聞)2025年 7月 第154号



「私たちの約束」
「私たちは、先達の智慧を借り、健康と環境の改善に小さなことから取り組みます。」
これは、私たち丸眞が長年掲げている約束の一つです。
近年、地球温暖化・環境汚染・資源の枯渇などへの懸念が高まる中、各企業の環境改善への活動が加速化しているように感じます。
私たちも、加工行程で発生する、製品とはならない鰹節の一部を、廃棄するのではなく、家畜の飼料にして頂いたり、畑の肥料として使って頂いたりしています。また、製品に貼付するシール類の過剰使用を見直す、書類の裏紙を選別してコピー用紙にする、またはカットしてメモ帳として再利用するなど、文字通り小さなことにコツコツと取り組んでいます。
まだまだ胸をはってお伝え出来るような内容のものはありませんが、少しずつ大きな取り組みも行なっていけるように進化していきたい、と考えています。
(記 編集部)


「イカ人参」
こんにちは。イカが大好物の渡辺です。炙り焼き、天ぷら、フライ、一夜干し、スルメ・・・どれも食べた時は、あー日本人に生まれて良かった!と思う瞬間です(笑)。ちなみに、イカのうま味の正体は、昆布や野菜などに多く含まれているグルタミン酸とアデノシン-リン酸というイノシン酸に変わる前の核酸なのだそうです。
さて先日、福島県出身の友人から故郷の 郷土料理「イカ人参」をお土産に頂きました。出会うまで知りませんでした。人参の細切りの中によーく見るとイカの細切りがあり、漬け汁は昆布の香りもします。人参を一口食べたら絶妙なイカ味に!ご飯が止まりません。あっという間に1袋食べ終わり、すぐまた食べたいので近所のスーパーを探し回ったのですが、どこにも売っていませんでした。無いなら作ってみようということで、イカ 人参づくりに挑戦しました。結果は・・・プロの味に遠く及びませんでしたが、いつか我が家の定番の味ができるようになるまで挑戦を続けようと思います。  (記 渡辺)


「移動距離は情報量」
私がこの業界に入ったばかりの時に、ある方から教わった言葉です。コロナが収束してから、出張や人に会う機会がかなり増えております。移動するということは、人に会う、その土地の空気と融合するということです。すると、普段気づかないことが顔を出す。懐かしい空気を思い出す。その土地の空気を吸い込み、感じてそこまでに移動するまでの思いや、事前に調べた情報、忘れていた何かを思い出す。それらは、知識だけではなくて、感覚なども含めてです。記憶の奥底に沈澱してしまっている記憶や感覚が舞い上がる。
そんな時に行き詰まっていたビジネスプランの糸口が降りて来たりします。普段使えていない頭の部分を刺激されているのでしょうか。その土地で得られた情報と、自分が知っていた情報、忘れかけていて思い出した情報、この3つが掛け合わさり、新しいアイデアなどが降りてくる気がします。「移動距離は情報量」これからも積極的に移動していきたいと思います。
代表 眞邉 光英

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