2026/08/24 | 手づくり新聞「わらしべ長者」
わらしべ長者(手作り新聞)2026年9月 第167号

『鰹の用途と産地』
今年の初夏は、TVや新聞で三陸沖の鰹の水揚げ量増加が話題になりました。
お刺身にすると脂がのっていてとてもおいしいので、喜ばしいニュースです。しかし、鰹節の視点からみると少し違うのはご存知ですか?
一般的に北の海域で獲れる鰹は脂がのりやすく、生食には最高ですが、乾物である鰹節にすると脂が悪さをして味が落ちてしまう原因となってしまいます。そのため、鰹節作り(特に近海ものに関して)には鹿児島 枕崎沖や高知沖など、節の加工に適した鰹が安定して水揚げされる海域の原料が主に使用されています。
脂ののり方を始め、鰹節の原料となる鰹の魚質が、出来上がりの鰹節の質を大きく左右する為、私たち丸眞は「魚質まで踏み込んだ節の目利き力」を大切にしています。産地や時期によって異なる鰹の状態を見極め、様々な利用シーンに合った適切な鰹節をお客様へお届けできるよう、日々その能力を磨き続けています。今後も良い商品を皆様にお届けできるように日々精進していきます!
(記 編集部)
『食欲と上手に付き合う秋♪』
秋は食欲も湧くし、色々美味しく感じて、つい食べ過ぎてしまう。この感覚、実は気のせいではなく科学的な根拠があるそうです。
秋の食欲の一番大きな原因は、「日照時間の減少によるセロトニン不足」と言われています。『セロトニン』は幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質で、気分の安定や食欲をコントロールする役割を果たしており、日光を浴びることで分泌量が増えるそうです。
セロトニンが減ってくると、脳はイライラや不安感を素早く抑える為に「糖質や炭水化物を摂取して!」という指令を出すので、食欲が必要以上に増してしまうとのこと・・。
この食べ過ぎを賢く回避するには、朝起きたら少時間でも日光を浴びる、窓際で過ごす時間を増やすなど、ほんの小さな工夫でも効果があるようです!暴飲暴食ではなく、美味しいものを本当に美味しく食べられる幸せな秋を過ごしたいものですね。
(記 眞邉 裕子)
「変わりたくない人間の習性」
今、世の中は生成AIやAIエージェントの話題で盛り上がっています。私自身は付いていくのがやっとな感じです。ところで、「恒常性維持機能」をご存知ですか?昨日と同じことをして、「変化することを拒みたい」と反応してしまう、もともと人間に備わっている機能です。今回のAIの様に世の中は、進化や変化をしていくのが常です。しかし、悲しいかな、この「恒常性維持機能」が変化を拒みます。この矛盾を乗り越えられた人間や企業だけが丘の向こうの景色が見られます。弊社の社是は「成長と役立ち」です。この「成長と役立ち」をシクミに変えて、世の中の変化を乗り越えて前に進んでいきたいと思っています。
※「恒常性維持機能」は、高熱が出た時に、平熱に戻そうとしてくれる機能としても知られている大切な機能です。
代表 眞邉 光英
